【メモのページ】魔法生態学
作中にちょっとだけ出てくる種族・魔物をメモした記事になっています。
エルフ
長寿種。1000年以上は余裕で生きることが分かっており、尖った耳と高い魔力が特徴。何かを探求しながら暮らす者も多い。
恋愛感情や生殖本能は軒並み欠落しており、同族同士の交流も少ない。フリーレンいわく「緩やかに絶滅していっている」らしい。
1000年以上前に魔王が「エルフの全滅」を命じて集落を相次いで襲撃したため、多くのエルフが命を落とした。
例:フリーレン、クラフト、ゼーリエ、など。
ドワーフ
長寿種。長生きな者は400年ほど生きる。背は低いが屈強な身体を持ち、男性は立派な髭をたくわえている。
職人気質なものが多く、鉱夫や鍛冶で生計を立てている者が多い。
地下や洞窟に住んでいると思われがちだが、住むのは地表。
例:アイゼン、フォル爺、など。
魔族
大魔法使いフランメの定義では、魔族とは「言葉を話す魔物」。フリーレンいわく「言葉の通じない猛獣」。
人間を欺くために”言葉”を使う。祖先は人をおびき寄せるために物陰から「助けて」と言葉を発した魔物とされる。
人を食べなくても生きていけるが、人は殺して食べるものと認識している。
魔物と同じく子育ての習慣はなく、産み落とされてから多くの時間を天涯孤独で過ごす。孤独を当たり前とし、家族という概念は存在しない。
魔法に誇りを持ち、長い寿命のなかで、ひとつの魔法の研究に生涯を捧げる。
アンデッド
第2巻収録第9話「死者の幻影」にてフリーレンが解説。
魔法で操られた死体の総称。一見して死体だと分かる。
例:ゾンビ、スケルトン
幻影鬼(アインザーム)
第2巻収録第9話「死者の幻影」で登場。
死者の幻影を見せて人を誘い込む魔法を使う。
魔法で撃てば倒すこと自体は簡単だが、記憶を読んでその人にとって大切な人の幻を見せるため、実際に攻撃することが難しい。
幻を利用して獲物を誘い込む魔物の中でも、幻影鬼は特に狡猾で貪欲、人しか捕食しないとされる。
ガーゴイル
迷宮を守護する動く石像。
屍誘鳥(ガイゼル)
巨大な鳥型の魔物。肉食で人を襲う。
死体に魔法をかけて地表近くに置くことで、次の獲物を誘う。
クラーケン
海に生息する巨大なイカの魔物。
紅鏡竜
第2巻収録第10話「紅鏡竜」にて初登場。
竜は魔力の籠った物を営巣の材料にする習性がある、とフリーレンが解説。
皮膚は硬く、魔法攻撃も効きづらい。飛行速度も速い。賢さもある。シュタルクいわく「家を野菜みたいに輪切りにする」ほどの攻撃力がある。
皇獄竜
北部高原に生息する最強の竜種。
縄張りの範囲には他の魔物がいなくなるらしい。
混沌花
花の魔物。その土地の原生植物と交わって亜種を生み出す。弱点は柱頭の核。
水鏡の悪魔(シュピーゲル)
神話の時代の魔物。迷宮内にいる者の複製体をつくり攻撃する。本体は脆弱。
天脈竜
島ほどある巨大な竜。温厚な性格で、悠久のときを生きる。
作中では背中に植生が形成されている描写があるほど大きい。
毒獄竜
洞窟の水場に生息。複数の目を持っており、毒を使って獲物を捕食する。