【葬送のフリーレン】初見&アニメ視聴の感想
2023年に「金曜ロードショー」でアニメ第1話から放送されると聞くまで、タイトルは聞いたことはあっても中身はまったく知らなかった『葬送のフリーレン』。
実際に「金曜ロードショー」放映時は視聴せず(できず)、単行本を読んでから配信動画で内容を確認しました。
今回はそのときの感想を書いてみたいと思います。
初見での感想
アニメ化されたあと、アニメではなく単行本1巻から読んだのですが、そのときはあまりささらないお話だと感じました。
それでも続きは気になり、どんどんと読み進めてしまう面白さと力強さがあります。
斬新だなと思いました。新しいと思いました。
これからの物語制作において、教科書・参考書的な役割を果たしていく作品なのではないでしょうか。
登場人物は魅力的で、世界観もわくわくさせてくれます。
長い歴史物語を駆け足で見ているような感覚と、いろいろな謎解きがされていくように感じる展開。
たしかに面白い作品です。
アニメを視聴した感想
色と音楽がまるで魔法のように作用していると感じました。美しい。
アニメでこれほど色表現が美しく多彩なのは、あまり見たことがなかったです。
音楽では特に戦闘シーンの笛のような音から始まる音楽が好きです(笛はおそらく”ティンホイッスル”という縦笛の楽器だと思います)。
静かな雰囲気の演技、キャラクターの微表情、精神性、かわいらしさ、ギャグ、激しい戦闘、全てが魅力的でバランスも良い。
原作を踏襲しつつ補足していく追加シーンや演出も、違和感がない。
とても丁寧につくられているな、と感じました。
終わりに
他作品の例を出して申し訳ないのですが、『鬼滅の刃』も初見ではそれほど刺さらないなと思いました。それでも読み進めてしまう何かがあり、気が付けばすっかりはまってしまいました。
わたしの人生的な傾向として、最初は「それほど興味ないないけどなんとなく」と思ったものほど、結果として「とても興味をもってしまう」ものに変化するようです。
ですのできっとおそらく、『葬送のフリーレン』もそうなるのだろうという気がします。実際にこうやってサイトまでつくってしまいましたし。